矛盾は禁物

言葉では良いことを言いながら、顔は怒っている。こんな矛盾したメッセージばかり発していると、子供の自我が壊れてしまうので要注意です。


 子供を褒めるとき、きちんと笑顔で褒めてあげていますか?
 言葉では褒めながら、忙しさのあまりキツイ目をしていたりはしませんか?

 言葉と行動が一致していない場合、子供はダブル・バインド状態に陥ってしまいます。これは実は、子供にとっては大きな問題となりえるのです。

 ダブル・バインドとは、矛盾した二つのメッセージを同時に送られること。
 言葉では褒めているのに、顔は怒っている、全く逆のことを表現している。これはまさしく矛盾するメッセージです。こういったメッセージを受け続けると、子供は人間関係自体を信用できなくなってしまいます。
 自我の崩壊すら招きかねないというのです。


 ダブル・バインドの状況にある人は、黙り込む、相手の話を聞かない、その場から逃げ出す、の3つの対応をとると言われます。そうすることで、矛盾し、理解できないメッセージから身を守っているのかもしれません。


 自分の子供がもしそういう行動を取ったら、子供の行動を責めたり怒ったりする前に、まず自分がどのように接したかを振り返ってみましょう。もし自分の行動に矛盾があったとしたら、子供が取った行動は自分の身を守るためのサイン。子供を責める前にまず自分の行動を反省しなくてはならないのです。