怒鳴るよりも効果的

 子供を叱る方法には頭を悩ませるところ。  怒鳴りつけても効果が薄い場合は、子ども自身に考えさせましょう。


 子供が悪いことをした時にどう叱るか、親の立場ならば頭を悩ませる所かもしれません。

 親の方からも、出来ることなら頭ごなしに怒鳴りつけたりはしたくない。ガミガミ言われるのは嫌なものですが、言う方も決して楽しいものではありません。また、そうやって言ったことを聞いてくれないならなおさらです。


 10歳ぐらいまでの子供を叱るとき、効果的な方法があります。

 ポイントは、嫌なことでも「自分からしたい!」と思わせること。

 片付けの場面を例に挙げて考えて見ましょう。
 自分のおもちゃを散らかしたままにしている子供には、
「片付けなさい!」
 と叱りたいもの。ですがそこをぐっとこらえます。
 命令口調で何か言っても、子供は「嫌だ!」と反発したがります。だからまずは
「いいよーそのままでもー」
 と、子供の行動を肯定する言葉を言うのです。

 勿論、このままでは散らかしっぱなし。叱ったことにはなりません。
 ここでさらに、付け加えるのです。

「泥棒さんが見たら大喜びだねー。一番最初にこの部屋に盗みに来ちゃうねー。そうしたら○○君が対決してくれるかな?」


 まだ小さい子供ならば、これで十分。○○君はすぐに顔を青くして「片付けなきゃ!」と思うはずです。


 誰かに命令されたり何かをやらされたりという状態では、誰でも反発したくなります。命令されたからではなく、あくまで「自分で」やる状況にもっていくことにより、効果的に子供に言うことを聞かせることが出来るのです。