心が変われば色も変わる

 生まれた国や性別、年齢によって「心理」は変わります。  同じように、好まれる色も変わってくるのです。


 日本人は青を好む傾向にありますが、男性か女性かによって好む色は変わります。一般的に男性は青色、女性は紫〜赤の色を好む、と言われています。どちらも青が含まれるので、青を好む人が多いというわけですね。

 これは日本人に限ったことであり、国が変われば好む色も変わります。


 さらに、年齢によっても好む色は変わるといわれます。


 年齢によって変わるのは、「色相」と呼ばれる色の種類よりも、「明度」といわれる色の明るさ、「彩度」と呼ばれる色の鮮やかさです。
 年を取るにつれて同じ色でも明るく鮮やかな色よりも、暗く、渋い色を好むようになっていきます。
 高明度の色は外交的心理の色、一方で低明度の色は内向的心理を示す色とされます。
 年齢を重ねるにつれて、外の世界に向かっていくよりも自分について考えるようになる、ということかもしれませんね。


 一方の彩度。
 彩度はその名の通り色の鮮やかさを示すものです。
 年を取るにつれてよりくもった、にごった色を好む傾向にありますが、低彩度の色は曖昧さや柔らかさを示すといわれています。
 高彩度が示すのが積極的、はっきりとした心理ですから、社会人として年を重ねることによってはっきりさせることよりも周りとの調和を重要視し、曖昧にさせていくことを望むようになるのかもしれません。

 
 このように生きていく環境、性差、経験に感じ方も変わるように、色の好みも違ってくるのです。